行政指導とは
行政指導とは、行政機関がその任務の範囲内で、相手方の任意の協力によってその行政目的を実現しようとする行為です。法的な強制力はありません。
行政手続法上の定義
行政手続法では「行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内において一定の行政目的を実現するため特定の者に一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないもの」と定義されています。
行政指導の種類
- 助言的行政指導: 情報提供や助言を行うもの
- 規制的行政指導: 法令違反の是正を求めるもの
- 調整的行政指導: 利害関係者間の調整を行うもの
行政指導への対応
行政指導には従う義務はありませんが、従わない場合に事実上の不利益を受ける可能性があります。
使い方の例
- 保健所が飲食店に対して衛生管理の改善を指導する
- 建築指導課が建築基準法に適合しない建物の所有者に是正を指導する
よくある誤解
- 行政指導は法的強制力がないため、従わなくても直ちに罰則はありません
- ただし、行政指導に従わない場合、その後の許認可審査で不利に働く可能性があります