認可とは
認可とは、私人間の契約や行為について、行政機関が補充することで法律上の効力を完成させる行政行為です。
認可の法的性質
認可は「形成的行為」に分類されます。許可が「禁止の解除」であるのに対し、認可は「法律行為の効力の補充」という点で性質が異なります。
認可の具体例
- 認可保育所の設置認可(児童福祉法)
- 電気・ガス料金の認可(電気事業法・ガス事業法)
- 銀行の合併認可(銀行法)
認可を受けない場合
認可を受けずに行った法律行為は、法律上無効となります。許可を受けない場合は罰則の対象となりますが行為自体は有効な場合があるのに対し、認可を受けない行為は効力が発生しません。
使い方の例
- 保育所を設置するには都道府県知事の「認可」が必要
- 電気料金の値上げには経済産業大臣の「認可」が必要
よくある誤解
- 「許可」と「認可」は日常会話では同じ意味で使われますが、法律上は明確に異なります
- 認可を受けていない行為は「違法」というよりも「無効」です