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取得難易度:かんたん

貨物軽自動車運送事業経営届出

軽貨物自動車(軽トラック・軽バン等)で他人の荷物を有償運送する『貨物軽自動車運送事業』を営む事業者が、貨物自動車運送事業法第36条第1項に基づき所轄運輸支局へ届け出る手続き。一般貨物より要件が大幅に緩く、個人事業主でも開業可能。

申請費用
無料
取得期間
即日〜1週間
有効期間
事業終了まで
申込窓口
運輸支局+軽自動車検査協会

※ 個人事業主・1台からでも開業可能。一般貨物(最低5両)に比べて参入障壁が極めて低い。

※ 運輸支局への経営届出 + 軽自動車検査協会での『黒ナンバー』取得(事業用ナンバー変更)の2ステップ。

※ Amazon Flex・出前館・Uber Eats等のラストワンマイル配送業者の多くがこの届出で運営。

申請代行を依頼する場合の費用目安:29,800円
申請代行を依頼する
Target Cases

対象となる事業・ケース

貨物自動車運送事業法第36条第1項に基づき、軽貨物自動車(軽トラック・軽バン)を使用して有償で他人の貨物を運送する事業を営む場合に必要な届出。一般貨物自動車運送事業(許可制)と異なり届出制で、要件が大幅に緩い。

許可が必要なケース

  • 軽トラック・軽バンで個人事業主として配送業を始める場合
  • Amazon Flex・配送マッチング系サービスのドライバーとして稼働する場合
  • 出前館・Uber Eats等のフードデリバリーで自家用軽自動車を業務使用する場合
  • 既存運送会社の協力会社として軽貨物配送を行う場合

許可が不要なケース

  • 普通自動車・小型自動車(白ナンバー)で運送事業を行う場合 → 一般貨物自動車運送事業許可が必要
  • 運転代行業を行う場合 → 自動車運転代行業者の認定(自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律)
  • 不動産業者等の業務用車両で『運送業として』運営しない場合(運賃を取らない・反復継続性なし)
Process & Documents

申請の進め方と必要書類

1

車両の確保

軽トラック・軽バン等の軽貨物車を確保(最低1両でOK)。中古車・新車・リース車いずれも可

2

事業計画書の作成

営業所・休憩所・車庫所在地・運送品目・運賃料金等を記載

3

運輸支局への経営届出

営業所所在地を管轄する運輸支局へ『貨物軽自動車運送事業経営届出書』を提出

必要書類一覧(3件)
書類名内容入手先
貨物軽自動車運送事業経営届出書国土交通省指定様式運輸支局HP
運賃料金設定届出書運賃距離制・時間制・契約形態別の料金体系を記載申請者作成
事業用自動車等連絡書車検証提示用。届出受理後に運輸支局が交付運輸支局発行
4

運賃料金表の届出

経営届出と同時または事後に運賃料金設定届出書を提出

5

軽自動車検査協会で黒ナンバー取得

運輸支局の届出受理後、車両を軽自動車検査協会に持ち込み、自家用『黄色』→事業用『黒』ナンバーへ変更

営業開始

黒ナンバー装着後に営業開始可能。任意保険・労災特別加入等の整備も並行で実施推奨

自分で申請 vs プロに依頼

自分で申請
申請費用
無料
所要時間
即日〜1週間
書類作成
事業者が自分で記入
申請手続き
運輸支局+軽自動車検査協会
プロに依頼(推奨)
申請費用
29,800円
所要時間
1〜5日
書類作成
行政書士が作成
申請手続き
代行提出・黒ナンバー取得同行

※ 届出自体は簡易だが、運輸支局+軽自動車検査協会の2拠点での手続きが必要。代行依頼で1日完結化が可能。

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図面作成から申請書類の準備、窓口との折衝までトータルサポート。

申請費用無料
代行手数料29,800円
合計金額目安29,800円

※ 申請費用は、行政機関へ納める手数料・税額等を含む場合があります。 含まれる内容は許認可により異なります。

※ 正確な金額はお問い合わせください。

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Caution & Rules

注意点

この許認可を取得せずに営業した場合の罰則です。

  • 無届出営業100万円以下の罰金(貨物自動車運送事業法第71条)
Questions

よくある質問

Q.黒ナンバーとは?
A.貨物軽自動車運送事業用に登録された軽貨物車には『黒地に黄色字』のナンバープレートが交付されます(自家用は『黄色地に黒字』)。事業用車両であることを示し、定期的な車両点検義務・任意保険の事業用適用等が伴います。
Q.個人事業主でも開業できますか?
A.はい、可能です。一般貨物自動車運送事業(許可制・最低5両)と異なり、貨物軽自動車運送事業は1台から個人事業主として開業できます。Amazon Flex・出前館・Uber Eats等のラストワンマイル配送業者の多くがこの形態で運営しています。
Q.白ナンバー軽貨物との違いは?
A.自家用(白=黄色ナンバー)軽貨物は自社の荷物しか運べません。他人の荷物を有償で運送する場合は事業用(黒ナンバー)への変更が必須で、無届出だと貨物自動車運送事業法違反となります。Amazonデリバリー等を業として行う場合は必ず黒ナンバー化が必要です。
Q.保険の選び方は?
A.事業用車両として任意保険(対人・対物無制限が業界標準)の加入が強く推奨されます。さらに、業務中の運転者本人の事故に備えて、労災保険特別加入(建設業労災一人親方の運送業版)の加入を検討してください。Amazon Flex等のプラットフォームでは加入を必須としているケースもあります。
Q.経営届出後に何か変更があった場合は?
A.営業所所在地・運賃料金・車両の追加/減少等の変更がある場合は変更届出が必要です。特に車両を追加する場合は、追加分について軽自動車検査協会で黒ナンバー化手続きを並行して行います。

出典

最終更新日: 2026-04-25 / 次回見直し予定: 2027-04-25(法改正発生時は即時更新)

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